大人と子どもの輪のなかで

フットサルの魅力の1つに大人も子どもも同じチームでゲームを楽しめる点にもあります。そこで楽しんでる大人の姿をみる子どもたちの表情は常に明るいものです。現代社会のなかで大人が何かに打ち込んで喜怒哀楽を思いっきり出している姿は、子どもたちにとっては貴重な場面であるかもしれません。

大人と子どもが同じピッチで同じプレイヤーとして楽しめるスポーツは他にはなかなかみつかりません。もちろんフットサルにもケガはつきものですが、フットサルのボールが滑りやすく加工されているため比較的ケガをしにくいと言われています。それでも大人と子どもが同じフィールドに立つなんてありえないとお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもに対してのプレーと大人に対してのプレーをまったく同じにしたら、子どもの危険もありますが、大人たちが多少手加減しながら子どもたちとゲームを楽しんでもフットサルのゲームは何の問題ないとされているのです。

公式戦などではルールに従わなければいけませんが、遊びのなかでのフットサルの試合は、ルールに神経質になる必要もなく、誰もがゲームを楽しめる環境づくりを皆で行えばそれで良いようなのです。フットサルのルールはその日に集まったメンバーで変わるなどという人もいるほどです。人びとの多様性に合わせた柔軟性の高いスポーツとも言えそうです。

子どもと大人が混じってスポーツを楽しむなかで、子どもたちは著しく成長を見せるようなのです。時に大人のマネをしてみたり、失敗したり何気ないコミュニティのなかで、チームワークや積極性がおおいに身についていくのではないでしょうか。

そんな子どもたちを見守る大人たちも、子どもたちと円滑なコミュニケーションをはかるなかでいつしか子供たちへの理解の幅を広げることにつながっているのではないでしょうか。